しん‐たい【真諦】
1 仏語。絶対不変の真理。究極の真実。第一義諦。勝義諦。⇔俗諦(ぞくたい)。 2 「しんてい(真諦)1」に同じ。「文学の—に触れるもの」〈寅彦・科学と文学〉
しん‐にょ【真如】
《(梵)tathatāの訳》仏語。ありのままの姿。万物の本体としての、永久不変の真理。宇宙万有にあまねく存在する根元的な実体。法性(ほっしょう)。実相。
しんりち‐ひょう【真理値表】
数学や論理学で、いくつかの命題を論理演算子で合成して新しい命題を作ったとき、もとの命題と合成された命題の真偽の関係を示す表。真理表。真偽表。
しんり‐ひょう【真理表】
⇒真理値表
じっけん‐しゅぎ【実験主義】
1 真理を具体的な経験でとらえようとする立場。 2 デューイが主張する認識論上の立場。感覚的要素は特定の目的の実現を目ざす観念に導かれた積極的行為によってのみとらえられるもので、このような実験的...
じっ‐ち【実智】
仏語。真実の智慧。絶対不変の真理を達観する根本智。⇔権智(ごんち)。
じねん‐ほうに【自然法爾】
仏語。 1 もののありのままの姿が真理にのっとっていること。 2 浄土真宗で、阿弥陀仏の本願のはからいの中に包まれていること。
じゃっ‐こう【寂光】
仏語。 1 安らかで、静かな光。真理の寂静とその智慧の働きとしての光照。理・智の二徳を表す。 2 「寂光土」の略。
じゅん‐しゅ【順修】
仏語。迷った見解を捨てて、真理にかなうように修行すること。⇔逆修(ぎゃくしゅ)。
じゅん‐すい【純粋】
[名・形動] 1 まじりけのないこと。雑多なものがまじっていないこと。また、そのさま。「—な(の)アルコール」「—な(の)秋田犬」 2 邪念や私欲のないこと。気持ちに打算や掛け引きのないこと。ま...