しん‐じゅん【真純】
いつわりや、まじりけのないこと。純真。「いずれも—の道理を討ねて常に怠ることなかりしかど」〈逍遥・美とは何ぞや〉
しん‐じょ【糝薯】
魚をすりつぶし、すったヤマノイモを加えて調味し、蒸したり揚げたりゆでたりした練り物。鶏肉・カニなどを加えることもある。
しん‐じょう【真情】
1 うそ偽りのない気持ち。まごころ。「—を吐露する」「—があふれた手紙」 2 真実の状態。実情。「世の中の—をかいま見る」
しんじょうあふるるけいはくさ【真情あふるる軽薄さ】
清水邦夫の戯曲。昭和43年(1968)「テアトロ」誌に発表。翌年9月、蜷川幸雄(にながわゆきお)の演出により初演。安保闘争の時代、客席をも舞台の一部とする挑発的な演出が話題となった。
しん‐じん【真人】
1 真理を悟って、人格を完成した人。 2 道教で、理想とされる最高の人。俗世界を超越し、道の極致に達した人。仙人。
しん‐すう【真数】
数学で、対数logaxに対してそのxをいう。
しん‐ずい【神髄/真髄】
そのものの本質。その道の奥義。「芸道の—を究める」
しん‐せい【真性】
1 生まれながらの性質。天性。「人間の—」 2 医学で、疑う余地なくその病気であること。真症。「—コレラ」⇔仮性。
しん‐せい【真正】
[名・形動]真実で正しいこと。本物であること。「—な(の)勇気」
しん‐せい【真誠/真成】
[名・形動]いつわりやごまかしのないこと。また、そのさま。まこと。真実。「国会のない国では—の輿論を知ることが出来ぬ」〈鉄腸・花間鶯〉