わ‐が‐でに【我がでに】
[副]《「でに」はそれ自身での意》自分自身で。みずから。「真実から—もよく合点して」〈難波物語〉
わき‐がけ【脇掛(け)】
浄土真宗で、仏壇の本尊の左右に下げる如来の名号(みょうごう)または絵像の掛け軸。
わきめ‐づかい【脇目遣い】
横目をつかって見ること。「機械(からくり)人形の立働くように律義真正直、—もなさず」〈露伴・いさなとり〉
わ‐げさ【輪袈裟】
幅6センチくらいの綾布を輪に作った略式の袈裟。首にかけて前に垂らす。天台宗・真言宗・浄土真宗などで用いる。
わ‐じょう【和上/和尚】
律宗・法相(ほっそう)宗・真言宗・浄土真宗などで、受戒の師。後代には高僧の尊称。「鑑真(がんじん)—」→おしょう(和尚)
わた‐こ【綿子】
真綿をそのまま縫って作った防寒衣やかぶりもの。また、袖なしの綿入れ。《季 冬》
わたし‐がね【渡し金】
1 火の上に渡し、食物をあぶるための鉄製の用具。鉄灸(てっきゅう)。 2 耳だらいの上に渡しかけて、おはぐろの道具をのせる真鍮(しんちゅう)の板。
わた‐ぼうし【綿帽子】
1 真綿を広げて作ったかぶりもの。初めは防寒用として主に女性が用いた。のちには婚礼のときに新婦が前頭部をおおうのに用いるようになった。置き綿・被(かず)き綿・額(ひたい)綿。《季 冬》「声もせで...
わた‐まゆ【綿繭】
糸をとるのに適さず、真綿とする不良の繭。
わたり‐あ・う【渡り合う】
[動ワ五(ハ四)] 1 相手になって戦う。「真剣で—・う」「格上のチームと互角に—・う」 2 言葉をやりとりして激しく議論する。論戦する。「議会で与野党が—・う」