ぐん‐そう【軍装】
[名](スル) 1 戦闘用の武装をすること。また、その装備。「急に—を整えしめ」〈竜渓・経国美談〉 2 軍服を着ること。また、その軍服。「戦時中は少女たちを—させ」〈伊藤整・火の鳥〉
けいこ‐ぎ【稽古着】
柔道・剣道・空手道などで、練習をするときに着る特製の衣服。
け‐ぎ【褻着】
平生着る着物。普段着。けごろも。
け・す【着す】
[動サ四]《「き(着)る」の未然形に尊敬の助動詞「す」がついたものの音変化》「着る」の尊敬語。お召しになる。「わが背子が—・せる衣の針目落ちずこもりにけらし我(あ)が心さへ」〈万・五一四〉
け‐の‐ころも【褻の衣】
平常着る衣服。ふだん着。けごろも。「—にて、平笠など打着て、法服をば袋に入れて持たせて」〈今昔・二六・二二〉
ケーシーがた‐はくい【ケーシー型白衣】
医療従事者が着る白衣のうち、動きやすさを重視した半袖で、上下セパレートのもの。米医療ドラマ「ベン‐ケーシー」の主人公が着ていたことによる愛称。
げいしょう‐うい【霓裳羽衣】
1 虹のように美しい裳(も)と羽衣(はごろも)。天人や仙女などの着る衣。 2 唐の玄宗が、夢の中で見た天上の月宮殿での天人の舞楽にならって作ったと伝えられる楽曲。霓裳羽衣の曲。
こい‐ぐち【鯉口】
《断面が鯉の開いた口に似ているところから》 1 刀の鞘(さや)の口。 2 和服で水仕事などをするとき、着物が汚れるのを防ぐために上に着る、袖口の小さい筒袖の上っ張り。
こう‐え【黄衣】
1 浅葱(あさぎ)色の袍(ほう)。無位の人が着用する。 2 僧の着る黄色い法衣。
こうけ‐がま・し【高家がまし/豪家がまし】
[形シク]《「ごうけがまし」とも》権勢をかさに着るさま。権柄ずくである。「かこちかかりて—・しく申して、むつかしく侍るなり」〈山家集・下・詞書〉