たか‐からげ【高絡げ/高紮げ】
着物の裾を高くからげること。また、その格好。
たき‐し・める【焚き染める】
[動マ下一][文]たきし・む[マ下二]香をたいて衣服などに染み込ませる。「香を着物に—・める」
たきもの‐の‐こ【薫物の籠】
薫物の上にかぶせる籠。その上に着物をかけて香をたきしめる。ふせご。
たくし‐こ・む【たくし込む】
[動マ五(四)] 1 たぐって手元に入れる。引き入れて自分の物にする。たぐり込む。「網を—・む」「金を—・む」 2 着物のはしょった部分を帯などの下に挟み込む。また、シャツなどの裾をスカートやズ...
たぐま・る
[動ラ五(四)]しわが寄ったりたるんだりしてしわくちゃになる。「着物が—・る」
たこ‐からげ【蛸絡げ】
蛸が足をあげた姿のように、着物の裾の周囲をまくりあげること。
立(た)ち臼(うす)に菰(こも)
太った女が着物を着て帯をしめた姿の形容。
たち‐おろし【裁(ち)下ろし】
1 新調したばかりの着物。仕立ておろし。 2 衣服を仕立てる寸法。
たとう‐がみ【畳紙/帖紙】
《「たたみがみ」の音変化》 1 折り畳んで懐中に入れ、鼻紙や詩歌の詠草などに用いる紙。懐紙(かいし)。ふところがみ。 2 厚い和紙に渋または漆を塗って折り目をつけた紙。結髪や着物を包むのに使用。
たる‐にんぎょう【樽人形】
柳樽に着物を着せて編み笠などをかぶせ、人形に見立てて宴席や花見の場などで手で持って踊らせたもの。特に元禄(1688〜1704)ころに流行。