ぼうご‐ふく【防護服】
ウイルスや細菌、化学薬品、放射性物質などが、身体に付着したり体内に入ったりするのを防ぐために着用する服。
ぼく‐とう【幞頭】
律令制で、朝服に用いたかぶり物。中国唐代に士大夫などが着用した頭巾(ずきん)を模したもの。
まえ‐ばり【前張(り)】
1 袷(あわせ)の袴(はかま)で、前を張り出させたもの。親王・摂家(せっけ)などの元服前の少年が着用した。 2 裸体で演技をする俳優が陰部などをかくすためにはりつけるもの。
まちなし‐ばかま【襠無し袴】
襠のない、スカート状の袴。明治中ごろに女学生が着用していたが、のちには男子も略式に用いた。行灯袴(あんどんばかま)。
まる‐ガッパ【丸ガッパ】
袖がなく、裾の広いカッパ。衣服の上から引き回して着用する。回しガッパ。引き回し。
マンボ‐ズボン
1950年代半ばに流行した、細みのズボン。マンボのバンドマンが着用したところからの名。
み‐うちき【御袿/御打ち着】
天皇が装束を着用または着かえること。一説に、天皇の髪を整えること。「上は—の人召して」〈源・紅葉賀〉
みどり‐の‐ころも【緑の衣】
緑色の衣服。六位の官人が朝服に着用した、深い縹色(はなだいろ)の袍(ほう)。りょくい。
みの‐かさ【蓑笠】
蓑と笠。また、それを着用した姿。
むか‐ばき【行縢/行騰】
遠行の外出・旅行・狩猟の際に両足の覆いとした布帛(ふはく)や毛皮の類。中世の武士は騎馬遠行の際の必需品とし、シカの皮を正式として腰から足先までを覆う長いものを着用した。現在も流鏑馬(やぶさめ)の...