きゅうか‐そうり【級化層理】
地層の断面で、ある単一の層に着目したとき、下部から上部に向かって粒の大きさが連続的に小さくなる成層構造。乱泥流が運んだ砂や泥が堆積したタービダイトやコンターライトなどで見られる。級化成層。級化構造。
ぎゃく‐もんだい【逆問題】
《inverse problemの訳語》ある現象に着目し、結果や応答(出力)から原因(入力)を推定する解析方法。部分的・間接的に得られた情報や境界条件、誤差を含む観測値から、その現象を支配する方...
けい‐すう【係数】
1 物理学で、種々の物理量間の法則を表す関係式に現れる比例定数。粘性率・膨張率など。 2 数学で、単項式のある文字に着目したときの他の部分。例えば2ax2でx2に着目したときの2aをいう。
けいりょう‐ぶんけんがく【計量文献学】
文献本文の癖や特徴を数値化し、文献が書かれた時代や書き手の推定などを行うこと。また、それに関する学問分野。文章(文体)に着目して書き手を推定することは、スタイロメトリー(計量文体学)とも。
しさんかかく‐バブル【資産価格バブル】
経済活動の過熱や信用膨張などバブル経済に見られるさまざまな側面のうち、資産価格(地価や株価など)の急激な上昇に着目する際の表現。
しょうちょう‐は【象徴派】
《(フランス)symbolistes》象徴主義に属する詩人の一派。言語のもつ音楽的・映像的な側面に着目し、直接にはつかみにくい想念の世界を暗示的に表現しようとした。ボードレールを先駆者とし、マラ...
じゅん‐もんだい【順問題】
《direct problemの訳語》ある現象に着目し、原因(入力)から結果や応答(出力)を推定する解析方法。現象を支配する方程式や数理モデルがあるとし、その解を得ることをさす。⇔逆問題。
じんどうてき‐アプローチ【人道的アプローチ】
核兵器などの無差別大量破壊兵器の非人道性に着目して、その不拡散や廃絶を求めること。
すきま‐さんぎょう【隙間産業/透(き)間産業】
大企業などが進出しない専門的で小規模の市場や、これまで注目されていなかった分野に着目、進出し、また、新しい販路を開発するなどして生み出された産業のこと。ニッチ産業。
ソフトウエア‐テスト【software test】
コンピューターのプログラムが正しく動作するかを調べること。内部の整合性に着目するホワイトボックステストと、データの入出力に着目するブラックボックステストがある。また、プログラムを小さな単位に分割...