や‐がすり【矢絣/矢飛白】
矢羽根の模様を表した絣柄。矢筈(やはず)絣。
やがた‐いさき【矢形伊佐木】
コトヒキの別名。
や‐がら【矢柄/矢幹/簳】
1 矢の幹。鏃(やじり)と矢羽根を除いた部分。普通は篠竹(しのだけ)で作る。篦(の)。矢篦。 2 (「簳魚」とも書く)ヨウジウオ目ヤガラ科の海水魚の総称。体は細長くて縦扁し、吻(ふん)も管状で長...
やがら‐ぜめ【矢柄責め】
拷問の一。矢柄1で打ちたたいて責めること。
やがら‐なげ【矢柄投げ】
古相撲の手の一。上手(うわて)で相手をつり上げて大きく振り回し、宙に浮いたところを左右得意の方へ投げ飛ばす。
や‐きず【矢傷/矢疵】
矢が当たってできた傷。
やぎさわ‐ダム【矢木沢ダム】
群馬県北部、利根川本流の最上流にあるアーチ式多目的ダム。堰堤(えんてい)の高さは131メートルあり、人工湖は奥利根湖とよばれる。昭和42年(1967)完成。
や‐ぎす【矢鱚】
⇒青鱚(あおぎす)
や‐ぎり【矢切り】
《「やきり」とも》 1 飛んでくる矢を切り払うこと。「それよりしてこそ—の但馬(たぢま)とはいはれけれ」〈平家・四〉 2 「忍び返し」に同じ。「—を飛び越す面影を見付け給ひて」〈浮・男色大鑑・二〉
やぎり‐の‐わたし【矢切の渡】
江戸川を東京都葛飾区柴又から千葉県松戸市下矢切へ渡る渡し場。東京近郊に残る唯一の渡し場で、付近は伊藤左千夫の小説「野菊の墓」の舞台。