からくり‐どけい【絡繰り時計】
ある時刻がくると、絡繰り仕掛けによって時報を知らせる時計。人形が劇を演じたり、音楽を奏でたりするものなどがある。
から‐メール【空メール】
件名や本文に文字が記されていない電子メール。受信者にメールアドレスのみを知らせる場合などに用いられる。
かん‐ぽう【官報】
1 法令・告示・予算・人事など、政府が一般国民に知らせる必要のある事項を編集して毎日刊行する文書。 2 官公庁が打つ公用の電報。
カーテシー‐ランプ【courtesy lamp】
自動車のドアの内側下部に設置されている照明灯。ドアの開閉に伴って点灯・消灯し、乗降者の足元を照らすほか、後続車に対してドアが開いていることを知らせる役割がある。
ガイド‐ランナー【guide runner】
パラスポーツの陸上競技で、視覚障害のある選手とともに走る人。テザーとよばれるロープを互いに持って競技を行い、走路の状況や給水所の位置を知らせるなど、選手の走りを手助けする。伴走者。
きいたか‐ぼうず【聞いたか坊主】
歌舞伎で、幕あきに「聞いたか聞いたか」「聞いたぞ聞いたぞ」と言い合いながら坊主姿で登場して、その狂言の筋などを知らせる役。「道成寺」「鳴神」などに出る。
気(き)が急(せ)・く
早くしようと気持ちがはやる。気があせる。「早く知らせねばと—・く」
きけん‐しんごう【危険信号】
1 災害や事故の危険を知らせるための信号。発煙筒や赤色旗・赤色灯などによる。 2 健康・経済などが危険な状態になる前兆。
きしょう‐つうほう【気象通報】
気象庁・管区気象台から気象観測の解析結果・予報・警報などを一般の人や特定の機関・団体などに知らせること。ラジオ・無線電信などを通じて行うほか、鉄道・電力などの関係機関には直接通報する。
き‐じょう【貴丈】
[代]二人称の人代名詞。相手の男性を敬っていう語。近世、手紙文などで用いられた。「—御覧候はば、ひそかに御知らせ下さる可く候」〈芭蕉書簡・天和二年二月木因宛〉