しらず‐がお【知らず顔】
「知らぬ顔」に同じ。
しらず‐しらず【知らず知らず/知らず識らず】
[副]それと意識せずに、いつのまにかある行動をしたり、ある状態になっていたりするさま。「—話に引き込まれていた」
しらせ【知らせ/報せ】
1 知らせること。また、その内容。通知。「合格の—を待つ」「悪い—が届く」 2 何か事が起こるような兆し。前兆。「不吉な—」「虫の—」 3 歌舞伎で、幕開きや舞台転換などのとき、その合図に打つ拍子木。
しらせ‐ぶみ【知らせ文】
先方に知らせるために送る書面。通知書。報告書。
しら・せる【知らせる/報せる】
[動サ下一][文]しら・す[サ下二] 1 他の人が知るようにする。言葉やその他の手段で伝える。「手紙で無事を—・せる」「事件を—・せる」「虫が—・せる」 2 身にしみて分からせる。思い知らせる。...
しら‐に【知らに】
[連語]《動詞「し(知)る」の未然形に打消しの助動詞「ず」の古い連用形「に」の付いたもの》知らないで。知らないので。「たまきはる命惜しけどせむすべのたどきを—かくしてや荒し男(を)すらに嘆き伏せ...
知(し)らぬ顔(がお)の半兵衛(はんべえ)
そ知らぬようすをして少しもとりあわない冷淡な者を人名のように呼んだもの。「—を決め込む」
しらぬ‐がお【知らぬ顔】
[名・形動]知っているのに知らない振りをすること。また、そのさま。しらずがお。しらんかお。「—に横を通り抜ける」
知(し)らぬが仏(ほとけ)
知れば腹も立つが、知らないから仏のように平静でいられる。また、本人だけが知らないで平然としているのを、あざけっていう語。
しらぬ‐ぞんぜぬ【知らぬ存ぜぬ】
[連語]まったく知らないということ。「責任者なのだから、—では通らない」