しょう‐いん【小引】
短い序文。小序。
しょうが【小雅】
「詩経」の分類の一。六義(りくぎ)の一つである雅を、大雅とともに構成する。周王朝の儀式・祭祀・宴席などでうたわれた、短い民謡風な歌74編を収める。
しょう‐きょく【小曲】
1 短い楽曲。また、小さな詩。⇔大曲。 2 雅楽で、規模・格式から楽曲を大・中・小に分けたうちの小規模・低格式の曲。
しょう‐ご【小語】
[名](スル) 1 短い話をすること。また、その言葉。寸話。 2 小さい声で話すこと。「忽ち口を乙が耳に寄せて低声—す」〈服部誠一・東京新繁昌記〉
しょう‐じょ【小序】
1 短い序文。短い前書き。 2 詩経の各編のはじめにおかれた小文。
しょうひん‐ぶん【小品文】
1 日常生活で目に触れた事柄をスケッチふうに描写したり、折々の感想をまとめたりした、気のきいた短い文章。小品。 2 中国で、明代中期以降行われた短い評論・随筆・紀行文などの総称。
しょう‐ぶん【小文】
1 ごく短い文章。 2 自分の文章をへりくだっていう語。「—にご高評を賜る」
しょう‐へん【小編/小篇】
短い作品。短編。
しょう‐へん【掌編/掌篇】
ごく短い文芸作品。
しょうへん‐しょうせつ【掌編小説】
短編小説よりさらに短い形式の小説。掌(てのひら)の小説。中河与一が命名した語。