すん‐しょ【寸書】
短い手紙。また、自分の手紙をへりくだっていう語。寸簡。「—を呈する」
すん‐たらず【寸足らず】
[名・形動] 1 少し寸法が足りないこと。普通より寸法が短いこと。また、そのさま。「—な(の)洋服」 2 程度や内容が普通より少し劣ること。また、そのさま。「—な(の)説明」
すん‐ちょ【寸楮】
《「楮」は紙の意》短い手紙。また、自分の手紙をへりくだっていう語。寸簡。寸書。
すん‐づまり【寸詰(ま)り】
[名・形動]長さが足りないこと。横の長さに比べて縦の長さが短いこと。また、そのものやそのようなさま。「—な(の)上着」
寸鉄(すんてつ)人(ひと)を殺(ころ)す
《「鶴林玉露」地集一から》短い刃物で人を刺し殺すの意。短く鋭い言葉で人の急所をつくたとえ。寸鉄人を刺す。
すんぱ‐もの【寸端物】
武士が佩用(はいよう)した刃渡り2尺(約60.6センチ)以上の刀に対し、それよりも短い刀。近世、商人・侠客(きょうかく)などが用いた。
すん‐ぴょう【寸評】
ごく短い批評。また、それを文章に表したもの。「選考委員の—を載せる」
すん‐わ【寸話】
きわめて短い話。ちょっとした話。
ずだい
[副] 1 もともと。元来。「—気の短い旦那殿」〈根無草・後・一〉 2 (多く、打消しの語を伴って用いる)少しも。全然。まったく。「商売向きは家来まかせに—かまはず」〈洒・無頼通説法〉
ずんぐり
[副](スル)太っていて背が低いさま。また、物が太くて短いさま。「—(と)した体型」「—(と)した形の瓶」