いし‐ばち【石鉢】
石をくりぬいてつくった鉢。手水鉢(ちょうずばち)などに使う。
いしば‐は【石破派】
⇒水月会
いし‐ばり【石張り】
1 土木工事で、地盤を固めるために、石やセメントを張ること。 2 建造物の壁に薄い石材を用いる仕上げ法。
いし‐ばり【石針/石鍼/砭】
中国の鍼術(しんじゅつ)で用いる、石で作った鍼。
いしひき‐うた【石引(き)歌/石引(き)唄】
民謡で、大きな石などを引いて運ぶときにうたう歌。木遣(きや)り歌の一種。
いし‐ひじり【石聖】
俗事に心を動かされない、徳行堅固な僧。「東大寺の—経住が、我は観音の化身なりと名のれども」〈沙石集・一〉
いし‐びや【石火矢/石火箭】
1 石または鉄・鉛などを飛ばして城攻めに用いた兵器。 2 近世初期に西洋から伝来した大砲のこと。「江戸屋勝二郎というては—でも崩れまい」〈浄・淀鯉〉
いし‐ぶぎょう【石奉行】
1 戦国時代、城の石積みにあたった役人。また、石の切り出しをつかさどった役人。 2 江戸幕府で、土木工事をつかさどる役人。のちには、材木奉行を兼ねた。
いし‐ぶし【石伏】
《小石の多い水底にいる魚であるところから》 1 ウキゴリの別名。 2 ドンコの別名。 3 ヨシノボリの別名。
いしぶたい‐こふん【石舞台古墳】
奈良県高市郡明日香村島庄にある飛鳥時代の古墳。巨大な横穴式石室が露出し、天井石が舞台のように大きいためにこの名がある。蘇我馬子(そがのうまこ)の墓とする説もある。