かい‐づか【貝塚】
古代人が捨てた貝殻が層をなして積もった遺跡。日本では縄文時代に属するものが代表的で、貝殻のほかに鳥獣や魚の骨、土器・石器・骨角器などを含み、人骨も発掘されている。
かいてん‐ぶるい【回転篩】
破砕した岩石などの粗い粒子を、回転させてふるい分ける円筒形または多角筒形のふるい。トロンメル。
かい‐とう【灰陶】
中国、新石器時代から殷(いん)代に盛行した灰青色の土器。多くは表面に櫛目文(くしめもん)や縄蓆文(じょうせきもん)をもつ。日常の容器として唐・宋のころまで使用された。
かいとう‐げ【海藤花】
マダコの卵を塩漬けにした食品。黄白色の小粒が連なりついて、フジの花に似る。吸い物などに用い、兵庫県明石(あかし)の名産。
かいなん‐とう【海南島】
中国広東(カントン)省の雷州半島の南にある島。面積3万4000平方キロメートル。1988年から海南省をなし、省都は海口。鉄鉱石を産する。ハイナンタオ。
かいにつづくばしょにて【貝に続く場所にて】
石沢麻依の小説。令和3年（2021）発表。第165回芥川賞受賞。
かい‐へき【海壁】
波浪から守るために、水際に設けた壁や石垣。
かいほうがた‐だんぼうきき【開放型暖房機器】
暖房器具のうち、燃焼に使った機器からの排気を室内に放出するもの。強制排気管のない石油ストーブ、ガスストーブ、石油ファンヒーターなど。室内の酸素不足によって一酸化炭素が排出されることもあるので、十...
かいほう‐せき【海泡石】
マグネシウムを含む含水珪酸(けいさん)鉱物。多孔質・不透明で、きめが細かい粘土状の石。乾燥すると水に浮くほど軽くなる。喫煙具のパイプなどに用いる。ミアシャム。メアシャム。セピオライト。セピオ石。
かい‐む【皆無】
［名・形動］全く存在しないこと。全然ないこと。また、そのさま。「欠席者は—である」 
［副］ １ 残らず。ことごとく。「—損をしても宜しい」〈福沢・福翁自伝〉 ２ （下に打消しの語を伴って）全...
