へんま‐がん【片麻岩】
変成岩の一。広域変成作用でできた、粗い縞(しま)状構造をもつ岩石。鉱物組成は花崗岩(かこうがん)に似たものが多く、石英・長石・雲母・角閃石などからなる。
へん‐り【片理】
針状・柱状や板状の鉱物が一定方向に配列する岩石の構造。結晶片岩に特徴的にみられ、岩石は薄く平行に割れやすい。片状構造。
べい‐じゅう【陪従】
[名](スル) 1 天皇・貴人に付き従って行くこと。また、その人。供人。供奉(ぐぶ)。ばいじゅう。 2 賀茂・石清水(いわしみず)・春日の祭りなどに、神前で行われる東遊(あずまあそび)の舞で、舞...
ベイヨン【Bayonne】
米国ニュージャージー州北東部の都市。ニューヨーク市マンハッタンの南西に位置し、スターテン島と橋で結ばれる。付近で石油を産し、19世紀末より製油業が盛ん。ベーヨン。ベヨーン。
ベイラ【Beira】
モザンビーク中部の都市。ソファラ州の州都。プングウェ川河口に位置し、モザンビーク海峡に面する。同国第二の貿易港をもつ。マラウイ、ザンビア、コンゴ民主共和国などの内陸諸国と鉄道で結ばれ、石油パイプ...
べき‐べき【冪冪】
[ト・タル][文][形動タリ]雲や塵(ちり)などが一面におおうさま。「—たる雲を貫ぬいて恐しい神の声がした」〈漱石・趣味の遺伝〉
ベクショー【Växjö】
スウェーデン南部、スモーランド地方の都市。ヘルガ湖東岸に位置する。家具工業やガラス工業が盛ん。化石燃料の削減に取り組む環境先進都市として知られる。→ガラスの王国
べざい‐せん【弁才船/弁財船】
江戸時代に内航海運で活躍した和船の形式。船底材の先に船首材、後ろに幅広の戸立てをつけ、三段の外板などを組み合わせ、四角帆1枚を用いるもの。帆走性能がよく、少数の乗組員で運航できるため、瀬戸内海を...
ベシャール【Béchar】
アルジェリア西部のオアシス都市。旧称コロンベシャール。サハラ砂漠の北端、モロッコとの国境近くに位置する。20世紀初頭にフランス軍の駐屯地が置かれた。また、石炭・鉄鉱・銅鉱の産地となり、鉄道敷設に...
ベジャイア【Béjaïa】
アルジェリア北東部の港湾都市。地中海のベジャイア湾に面する。旧称ブージー。古くはカビリア地方の蜜蝋(みつろう)の輸出で栄えた。内陸のハッシメサウド油田からパイプラインで送られてくる石油の精製・輸...