りょう‐あえんこう【菱亜鉛鉱】
炭酸亜鉛を主成分とする鉱物。結晶は菱面体をなし、三方晶系。灰白色ないし暗灰色、半透明でガラス光沢がある。ふつう、ぶどう状・鍾乳(しょうにゅう)状や腎臓形の塊で産出。亜鉛の原料鉱石。
りょうあん‐じ【竜安寺】
京都市右京区にある臨済宗妙心寺派の寺。山号は、大雲山。藤原実能の別荘近くにあった徳大寺の地に細川勝元が寺を建て、宝徳2年(1450)義天玄承を招き、その師日峰宗舜を開山としたのが始まり。応仁の乱...
りょう‐かい【領解】
[名](スル) 1 「了解1」に同じ。「奥さんはよく私のいう意味を—して帰って行った」〈漱石・硝子戸の中〉 2 中国、唐の制度で、郷試(きょうし)の試験に合格すること。
りょう‐かく【寥廓】
[形動][文][ナリ]
に同じ。「—なる天の下、蕭瑟(しょうしつ)なる林の裏(うち)」〈漱石・幻影の盾〉
[ト・タル][文][形動タリ]広々として大きいさま。空虚で広いさま。「この女の眼に映...
りょうくど‐こう【菱苦土鉱】
⇒菱苦土石
りょうせいほっさせい‐とういめまいしょう【良性発作性頭位目眩症】
頭を動かすと回転性めまいが起こる病気。内耳の前庭にある耳石が遊離して半規管に入り、平衡感覚に障害を起こすと考えられている。→エプリー法
りょうせい‐るい【両生類】
両生綱の脊椎動物の総称。魚類と爬虫(はちゅう)類との間に位置し、幼時は水中でえら呼吸をし、変態後は肺呼吸をする。心臓は二心房一心室。体表にうろこ・毛・羽がなく、変温動物で、卵生または卵胎生。海お...
両端(りょうたん)を叩(たた)・く
《「論語」子罕(しかん)から》物事の首尾・両極をきわめつくす。「—・いて黒白の変化を同一物の上に起こす所が人間の融通のきく所である」〈漱石・吾輩は猫である〉
りょう‐てっこう【菱鉄鉱】
炭酸鉄を主成分とする鉱物。多く菱面体の結晶をなし、三方晶系。淡黄色・褐色などでガラス光沢がある。鉄の原料鉱石。炭酸鉄鉱。シデライト。
りょうとう‐せきふ【両頭石斧】
身の両端に刃のある石斧。