すな【砂/沙】
非常に細かい石の粒。海岸や川などにみられる。地質学では粒径が2ミリ以下、16分の1ミリ以上のものをいう。いさご。すなご。まさご。
すな‐あそび【砂遊び】
子供が砂をいじって遊ぶこと。また、その遊び。
すな‐あらし【砂嵐】
1 砂漠で発生する、砂が激しく吹きつける嵐。《季 春》 2 ⇒スノーノイズ
すな‐いろ【砂色】
砂のような、黄色がかった薄い灰色。サンドベージュ。
すな‐え【砂絵】
砂を手に握り、少しずつ地面などにこぼして描いた絵。江戸時代、大道芸人が白砂や5色に染めた砂で描いて見せた。砂書き。
すな‐かぶり【砂被り】
相撲で、土俵ぎわの見物席。
すな‐かべ【砂壁】
色砂などで上塗りをした壁。床の間などに用いる。
すな‐がき【砂書(き)】
「砂絵」に同じ。
すな‐がた【砂型】
鋳物砂を型に込めて作った鋳型。
すな‐がに【砂蟹】
スナガニ科のカニ。甲はほぼ四角形で、幅約3センチ。眼柄は長く視力は鋭敏。体色は周囲の色によって変わる。砂浜の高潮線より上に穴を掘ってすむ。岩手県以南に分布。《季 夏》