すなのまくら【砂の枕】
堀口大学の詩集。大正15年(1926)刊行。装丁は長谷川潔。
すな‐の‐もの【砂の物】
立花の様式の一。横幅を広く活ける形式で、違い棚の下に活ける花の形から発展したもの。砂鉢に立て、砂・小石で根元を固定する。すなもの。
すな‐はま【砂浜】
砂地の浜辺。
すな‐はら【砂原】
砂地の原。広い砂地。
すな‐はらい【砂払い】
《「すなばらい」とも》 1 砂をはらうこと。 2 《体内にたまった砂を除くというところから》こんにゃくのこと。 3 12月8日の針供養の日、または18日に、こんにゃくを食べること。砂おろし。
すな‐ば【砂場】
1 砂地。砂原。 2 公園・運動場などの一画を掘って砂を入れた所。子供の砂遊びや跳躍競技の着地場にする。 3 砂を採取する所。
すな‐ばこ【砂箱】
機関車に装備されている、砂を入れる箱。車輪の空回りを防ぐため、必要に応じてレールにまく砂を貯える。
すな‐ばち【砂鉢】
1 焼き方の粗末な鉢。砂色をしている。 2 立花で、「砂の物」に用いる水盤状の花器。陶製または金属製が多い。
すなびき‐そう【砂引草】
ムラサキ科の多年草。海辺の砂地に生え、高さ30〜50センチ。地下茎を伸ばしてふえる。葉は狭長楕円形で、密に互生する。夏、香りのある白い5弁花が密集して咲く。はまむらさき。
すな‐ふき【砂吹き】
金属・ガラス製品の仕上げ工程の一。表面の汚れを落としたり細かい凹凸をつけたりするため、珪砂(けいしゃ)または鉄粒を圧縮空気や遠心力を利用して吹きつけること。サンドブラスト。