さ‐し【砂嘴】
海中に細長く突き出た地形。半島や岬の地形の入り込んだ部分に、沿岸流によって運ばれた砂礫(されき)が堆積(たいせき)して形成される。しゃし。
しゃ‐し【砂嘴】
⇒さし(砂嘴)
さ‐しょう【砂床】
砂が平坦に堆積した地形。→砂丘 →砂海
さ‐じょう【砂上/沙上】
砂の上。「—の楼閣」
さ‐じょう【砂瓤】
柑橘類の果実の房(瓤嚢(じょうのう))の中に詰まっている、果汁を含んだ小さな果肉の粒のこと。
さじょう‐ど【砂壌土】
砂土(さど)よりも粘土の多い土壌。粘土の含有量が12.5〜25パーセントのもの。
砂上(さじょう)の楼閣(ろうかく)
見かけはりっぱであるが、基礎がしっかりしていないために長く維持できない物事のたとえ。また、実現不可能なことのたとえ。 [補説]「机上の空論」との混同で、「机上の楼閣」とするのは誤り。
さ‐じん【砂塵】
すなぼこり。すなけむり。
しゃ‐じん【砂塵/沙塵】
⇒さじん(砂塵)
さじん‐あらし【砂塵嵐】
砂やちりが強い風によって激しく空に吹き上げられる現象。砂嵐。《季 春》