ごう‐ほう【号砲】
合図のために撃つ銃砲。また、その音。「—一発、いっせいにスタートする」
ご‐ほう【午砲】
正午を知らせる合図の大砲。東京では明治4年(1871)に始まり、昭和4年(1929)にサイレンに代わるまで用いられた。その音から「どん」と俗称された。
さん‐ぽう【山砲】
山地など、車両の使用ができない地域での使用に適するように作られた火砲。分解して運搬ができる。
しじょう‐ほう【施条砲】
弾丸に回転を与えるため、砲身の内側に施条2を刻んだ砲。→滑腔砲(かっこうほう)
しゅく‐ほう【祝砲】
祝意を表すために撃つ空砲。礼砲。⇔弔砲。
しゅ‐ほう【主砲】
1 軍艦に装備した砲の中で、最も口径の大きい砲。 2 野球などで、攻撃の中心となる強打者。「敗因は—の不振」「—のアタッカー」
じそう‐ほう【自走砲】
車両に火砲を搭載したもの。牽引式の火砲に対していう。
じゅう‐ほう【重砲】
口径の大きい大砲。強力な砲弾の威力をもち、長距離の射撃が可能。⇔軽砲。
じゅう‐ほう【銃砲】
小銃と大砲。また、銃器。「—店」
すずめ‐の‐てっぽう【雀の鉄砲】
イネ科の一、二年草。田のあぜに生え、高さ約30センチ。春、褐色の葯(やく)が目立つ淡緑色の穂を密に円柱状につける。すずめのまくら。すずめのやり。やりくさ。《季 春》「—磧(かはら)もここは田のつ...