げんしろかくのうようき‐スプレーせつび【原子炉格納容器スプレー設備】
加圧水型原子炉の安全設備の一。事故が発生した際に、原子炉格納容器の破損を避けるために、原子炉格納容器内で、ヨウ素除去剤やホウ酸を含む水を散布し、格納容器内の温度・圧力を下げ、気体状の放射性ヨウ素...
こうやく‐ばり【膏薬張り/膏薬貼り】
1 ふすまや障子などの、破損した部分だけを、小さい紙を膏薬のようにはって一時しのぎに繕うこと。また、その繕ったところ。「煤(すす)けた障子の—を続けながら」〈藤村・嵐〉 2 その場しのぎの処置。
こも‐だる【菰樽/薦樽】
菰を巻いた酒樽。もとは運搬時の樽の破損を防ぐために巻いたが、菰に美麗な絵などを描き、祝宴での鏡抜きに使うことが多い。
サプレッション‐プール【suppression pool】
原子炉格納容器の底部にある、大量の水を貯えた設備。格納容器内で配管が破損し、蒸気が発生して圧力が上昇した場合に、蒸気をこの設備に逃がして冷却し、圧力を下げる。また、原子炉を冷却する機能が失われた...
サルベージ【salvage】
1 遭難した船の人命・船体・積み荷などを救助すること。海難救助。また、沈没船の引き揚げ作業。「—船」 2 廃品の再利用。 3 コンピューターで、破損したハードディスクや光ディスクなどからデータを...
し‐そう【紙窓】
紙を張った窓。明かり障子のはまった窓。「古き備後畳は処々に破損を生じ、—風に吟じて」〈鉄腸・雪中梅〉
シヤー‐ピン【shear pin】
機械に過大な力がかかった場合、大切な部分が破損しないように、力の伝達部を、破断してもかまわないピンで結合しておくこと。
しょう‐は【小破】
[名](スル)少し破損すること。「接触事故で船体が—する」→中破 →大破
しょき‐ふりょう【初期不良】
購入時点における製品の不具合。製品製造時の作業ミスや、出荷・輸送時の破損などで発生する。
じんこうえいせい‐ほけん【人工衛星保険】
人工衛星やロケットが偶然の事故により被った損害などを塡補する目的の保険。例えば、打ち上げ前や保管中に人工衛星が破損した場合、打ち上げに失敗して人工衛星が滅失した場合、人工衛星が軌道から外れて確認...