こうまくがいないしきょう‐しゅじゅつ【硬膜外内視鏡手術】
硬膜外腔に内視鏡を挿入し、神経周辺の癒着組織を剝離、洗浄することにより疼痛(とうつう)やしびれを緩和する治療法。神経ブロックなどの治療法が効かない慢性の腰痛、難治性の腰部椎間板ヘルニア、腰部脊柱...
こうまくがい‐ブロック【硬膜外ブロック】
硬膜外腔に局所麻酔薬を注入して交感神経や知覚神経を一時的に抑制することにより、血行障害を改善したり疼痛(とうつう)を緩和したりする治療法。神経ブロック療法の一。
こうまくがい‐ますい【硬膜外麻酔】
脊髄神経を麻痺させるために、硬膜外腔に局所麻酔薬を注入すること。全身麻酔の補助、手術後の疼痛(とうつう)の抑制、ペインクリニックなどに用いられる。
こうまく‐じょうくう【硬膜上腔】
《「こうまくがいこう」とも》⇒硬膜外腔
こうまくじょう‐しゅっけつ【硬膜上出血】
⇒硬膜外出血
こうまく‐じょうみゃくどう【硬膜静脈洞】
脳硬膜の内部にある隙間。脳の静脈血が集まり、内頸静脈に送り出される。 [補説]脳硬膜を構成する外層と内層は、ほとんどの部分で密着しているが、正中部など一定の部位では分離し、硬膜静脈洞を形成している。
こうマンガン‐こう【硬マンガン鉱】
二酸化マンガンを主成分とする鉱物。鉄黒色、不透明で塊状。マンガンの重要な鉱石。
こうよう‐じゅ【硬葉樹】
常緑で、小形で厚く硬い葉をもつ木。コルクガシ・オリーブ・ユーカリなど。
こうようじゅ‐りん【硬葉樹林】
植物群系の一。硬葉樹を中心とするもの。夏は乾燥し、冬に降水量の多い地中海沿岸などに発達。
こうよく‐ほ【硬翼帆】
船舶の推進に風力を利用する、形が変形しない翼型の帆。特にタンカーなど大型船舶において燃料消費や環境負荷の低減が期待されている。