タキシード【tuxedo】
燕尾服(えんびふく)に代わる、男子の夜間用略式礼服。シングル襟、背広形の上下で、襟に黒絹をかぶせ、ズボンの側線も黒絹で縁取る。ネクタイは黒の蝶(ちょう)結び。ニューヨークのタキシード公園のクラブ...
つけ‐おび【付(け)帯】
1 お太鼓と胴の部分とを別々に仕立てた女帯。大正の末ごろ簡単に締められるように考案された。文化帯。軽装帯。結び帯。 2 武家の婦人が夏季の礼服に用いた下げ帯。
ディレクターズ‐スーツ【director's suit】
昼間の準礼服として用いられる礼服の一つ。上着はシングルまたはダブルのジャケットで、下にモーニング用の縞ズボンを組み合わせたもの。会談の多い重役級の人たちが常に着ていることからこの名がある。
とっ‐きゅう【特急】
1 特に急を要すること。大急ぎ。「礼服を—で仕上げる」 2 「特別急行」の略。
トレーン【train】
《「トレイン」とも》 1 列車。汽車。「ブルー—」 2 女性用の礼服などの裳裾(もすそ)のこと。ウエディングドレスなどの後ろに引きずったスカートの裾の部分。
ドスキン【doeskin】
《雌鹿の皮の意》メリノ羊毛の紡毛糸あるいは梳毛(そもう)糸を用いて繻子(しゅす)織りにした、柔軟で光沢のある高級毛織物。外観が雌鹿の皮に似るのでいう。礼服やオーバーなどに用いる。
ドレス【dress】
衣服・衣装・服装などの総称。特に、ワンピース型の婦人服。正装や礼服の場合に用いられる。「ウエディング—」
ドレス‐シャツ【dress shirt】
1 正式な礼服にコーディネートする絹製のシャツのこと。 2 カジュアルシャツと対照的に用いられるタウンウエアのシャツで、ワイシャツをはじめとするネクタイを締めるシャツの総称。
ドレス‐シューズ【dress shoes】
礼装用の靴。男性用の革靴や女性用のパンプスなどで、礼服に合わせるもの。
なが‐がみしも【長上下/長裃】
江戸時代の武家の礼服。大名・高家(こうけ)・御目見(おめみえ)以上の旗本の通常礼服で、肩衣(かたぎぬ)の下に同じ色や模様の長袴(ながばかま)を着た。