むじょう‐もん【無常門】
葬礼の時にだけ用いる門。江戸時代の大名屋敷には必ず設けた。
むすび‐じょう【結び状】
細く巻き畳んで、端または中ほどを折り結んだ書状。恋文や儀礼に用いられた。結び文(ぶみ)。
ムズダリファ【Muzdalifah】
サウジアラビア中西部のイスラム教の聖地メッカの近くにある巡礼地の一つ。アラファト山と投石の儀式を行うミナの間にあり、巡礼者が巡礼月の9日にアラファト山に集まったのち、この地を訪れて投石のための石...
むね‐の‐まもり【胸の守り】
江戸時代、貴人の婚礼のとき、花嫁が白装束の上から胸に掛けて夫婦和合の印とした守り札。
む‐ばい【無媒】
1 《「礼記」坊記から》なかだちがないこと。媒酌人のいないこと。 2 《杜牧が「送隠者」の中で、才があっても世に用いられない隠士をのべたところから》人里離れた寂しい所。
むぶく‐の‐しょう【無服の殤】
7歳以下の者の死。礼において父母が喪に服することがないところからいう。
む‐らい【無礼】
「ぶれい(無礼)」に同じ。「—の罪はゆるされなむや」〈源・常夏〉
むら‐いり【村入り】
他村から移住してきた家、また村内で新しく分家した家などが村の構成員として認められること。また、その手続き儀礼。
むら‐ずもう【村相撲】
祭礼などのとき、村人が集まって催す相撲。
むり‐おうじょう【無理圧状/無理往生】
[名・形動]強引に押しつけて、自分の意見に従わせること。「愚父(おやじ)が貰って置いたと云って—に婚礼さしたのです」〈魯庵・社会百面相〉