カルバハル‐きゅうでん【カルバハル宮殿】
《Palacio de Carvajal》スペイン西部の都市カセレスにある宮殿。サンタマリア大聖堂に隣接する。15世紀から16世紀にかけて、貴族のカセレス家の邸宅として建造。ゴシック様式やルネサ...
カルバリア‐ゼブジドフスカ【Kalwaria Zebrzydowska】
ポーランド南部の町。クラクフの南西約30キロメートルに位置する。17世紀初頭、領主M=セブジドフスキが小高い丘をゴルゴタの丘に見立て、マニエリスム様式の礼拝堂をはじめ、数十の宗教的建築物を建造。...
かわうそ‐の‐まつり【川獺の祭(り)】
《「礼記」月令の「孟春の月。…獺、魚を祭る」から》川獺がとった魚を岸に並べておくのを、先祖の祭りをすると見立てたもの。獺祭(だっさい)。おそのまつり。《季 春》「—見て来よ瀬田のおく/芭蕉」
かわせ【為替】
《中世に用いられた「かわし(為替)」の音変化》 1 遠く隔たった者の間に生じた金銭上の債権・債務の決済または資金移動を、現金の輸送によらずに行う仕組み。現在では、内国為替と外国為替、送金為替と取...
かわ・る【代(わ)る/替(わ)る/換(わ)る】
[動ラ五(四)]《「変わる」と同語源》 1 今までそこにあった人やもののあとに、他のものが入る。入れかわる。交替する。「市長が—・る」「運転を—・る」「土地が金(かね)に—・る」 2 (代わる)...
かんい‐じゅうにかい【冠位十二階】
推古天皇11年(603)、聖徳太子が制定した冠位制。徳・仁・礼・信・義・智を大小に分けて12階とし、それぞれを紫・青・赤・黄・白・黒の濃淡で表した冠で区別した。たびたび改定され、律令制では位階制...
かんえつ‐しき【観閲式】
自衛隊で行われる儀式の一つ。旧陸軍や諸外国の観兵式に相当するもので、栄誉礼、巡閲、部隊による行進などが行われる。 [補説]内閣総理大臣・防衛大臣・防衛副大臣・統合幕僚長・幕僚長が就任後初めて部隊...
かん‐かん【閑官】
仕事の少ない、あまり重要でない官職や官吏。「この人、—の昔、五部の大乗経を一字三礼に書き供養して」〈太平記・一三〉
かんげん‐さい【管絃祭】
1 広島県の厳島神社で、陰暦6月17日の夜に行う祭礼。神輿(みこし)を船に安置して、海上で管絃を吹奏する。 2 京都府の車折(くるまざき)神社で、5月に行う祭礼。三船(みふね)祭。 [補説]書名...
かん‐こん‐そう‐さい【冠婚葬祭】
日本古来の四大礼式、元服・婚礼・葬式・祖先の祭礼のこと。また、一般に、慶弔の儀式。