ぼしん‐しょうしょ【戊申詔書】
明治41年(1908)戊申の年に出された詔書。日露戦争後の個人主義・社会主義の盛行を戒め、国民に勤倹を求めた。
ぼつ‐ぼつ【勃勃】
[ト・タル][文][形動タリ]物事が勢いよくわき起こるさま。「—たる勇気」「雄心—として禁ずる能わずだ」〈魯庵・社会百面相〉
ボヘミアン【Bohemian】
《ボヘミアに住む人の意》 1 ジプシーの異称。 2 社会の規範にとらわれず、自由で放浪的な生活をする人。
ボランティア【volunteer】
《志願者の意》自主的に社会事業などに参加し、無償の奉仕活動をする人。「—で日本語を教える」「—精神」
ボランティアかつどう‐ほけん【ボランティア活動保険】
日本国内におけるボランティア活動中で、ボランティア自身のけがや、他人の身体・財物に損害を与えた場合の賠償責任などを塡補する団体保険。ボランティア個人を被保険者とし、全国社会福祉協議会が一括して損...
ボリシェビキ【(ロシア)Bol'sheviki】
《多数派の意。「ボルシェビキ」とも》1903年にロシア社会民主労働党が二派に分裂したとき、レーニンの率いた左翼の多数派。ソ連共産党の前身。→メンシェビキ
ぼり‐や
不当な利益をむさぼる人や店。「金子(かね)と釣替(つりかえ)でなければ議案を通さないという—だから」〈魯庵・社会百面相〉 [補説]「暴利屋」と当てて書く。
ぼんような‐あく【凡庸な悪】
第二次大戦中に起きたナチスによるユダヤ人迫害のような悪は、根源的・悪魔的なものではなく、思考や判断を停止し外的規範に盲従した人々によって行われた陳腐なものだが、表層的な悪であるからこそ、社会に蔓...
ボーイ‐スカウト【Boy Scouts】
1908年、英国の軍人ベーデンポウエルが創設した少年団体。少年の心身を鍛えて、国家・社会に役立つ善良な市民に育てることを目的として設立。のち、世界各国に広まった。日本では大正11年(1922)創設。
ポトラッチ【potlatch】
《元来は消費・贈与の意》北アメリカ太平洋岸のインディアン社会に広くみられる、威信と名誉をかけた贈答慣行。主催者は盛大な宴会を開き、客に蓄積してきた財物を惜しみなくふるまって自らの地位と財力を誇示...