こう‐そ【高祖】
1 祖父母の祖父母。 2 遠い先祖。 3 中国などにおける皇帝の廟号の1つ。太祖とならび、王朝を始めた皇帝に贈られた。漢の劉邦(りゅうほう)、唐の李淵(りえん)など。 4 一宗一派を開いた高僧。
しち‐そ【七祖】
一宗派の教えを伝持した七人の祖師。 中国の浄土教で慧遠(えおん)・善導・承遠・法照・少康・延寿・省常の七人。蓮社の七祖。 華厳宗で、馬鳴(めみょう)・竜樹・杜順・智儼・法蔵・澄観・宗密の七人...
しゅう‐そ【宗祖】
一つの宗教・宗派を興した人。開祖。祖師。
しょ‐そ【初祖】
家系・宗派・流派などの初代。
しんごん‐しちそ【真言七祖】
真言宗で崇拝される七人の祖師。大日如来・金剛薩埵(こんごうさった)・竜猛(りゅうみょう)・竜智・金剛智・不空・恵果(けいか)。または、竜猛・竜智・金剛智・不空・善無畏(ぜんむい)・一行・恵果。
しんごん‐はっそ【真言八祖】
真言宗で崇拝される八人の祖師。大日如来以下の真言七祖に空海を加えた付法の八祖と、竜猛(りゅうみょう)以下の真言七祖に空海を加えた伝持の八祖とがある。
じょうど‐ごそ【浄土五祖】
浄土教で重んじる、中国の五人の高僧。曇鸞(どんらん)・道綽(どうしゃく)・善導・懐感・少康。
じょうど‐はっそ【浄土八祖】
浄土宗鎮西派で、浄土教の正統を継承したとする八人の高僧。インドの馬鳴(めみょう)・竜樹・世親、中国の菩提流支(ぼだいるし)・曇鸞(どんらん)・道綽(どうしゃく)・善導、日本の源空(法然)。
すめ‐みおや【皇御祖】
天皇の先祖、すなわち歴代の天皇やその母親。また、特に、皇祖の天照大神(あまてらすおおみかみ)のこと。「天豊財重日足姫(あめとよたからいかしひたらしひめ)の天皇を称(まう)して—の尊(みこと)と曰...
せん‐ぞ【先祖】
1 家系の初代。祖先。 2 その家系に属した過去の人々。祖先。「—代々の墓」