かみ‐むかえ【神迎え】
陰暦10月晦日(みそか)、または11月1日に、出雲大社から帰ってくるという神を迎えること。また、その祭り。《季 冬》「はらはらとはしる雑仕や—/青畝」⇔神送り。
かみむすひ‐の‐かみ【神皇産霊神/神産巣日神】
《後世「かみむすびのかみ」とも》日本神話で、天地開闢(かいびゃく)のとき、高天原(たかまがはら)に出現した神。天御中主神(あまのみなかぬしのかみ)、高皇産霊神(たかみむすひのかみ)とともに造化の...
かみ‐もうで【神詣で】
[名](スル)神社に参詣すること。かみまいり。
かみ‐もの【神物】
「神能(かみのう)」に同じ。
神(かみ)も仏(ほとけ)もない
慈悲深い神も仏も存在しない。世の無情を嘆いていう言葉。
かみ‐やま【神山】
神の鎮座する山。「妻隠(つまごも)る矢野の—露霜に」〈万・二一七八〉
かみやま【神山】
箱根山中央火口丘の一。標高1438メートルで、箱根山の最高峰。
京都市北区、上賀茂神社の北にある山。[歌枕]「—の麓(ふもと)に咲ける卯の花はたが標(しめ)ゆひし垣根なるらむ」〈金葉・夏〉
かみ‐よ【神代/神世】
神が治めていたという時代。日本神話では、神武天皇の前までの時代。神話時代。じんだい。「—の昔から」
かみ‐よし【神吉】
《「神吉日(かみよしび)」の略》暦注の一。神社にもうでたり、神事を行ったりするのに吉とされる日。かみよしび。
かみ‐よせ【神寄せ】
神を招き寄せてお告げを聞くこと。