みんぞく‐せいしん【民族精神】
1 一つの民族に共通な精神的特質。また、ある民族を精神的に統一する民族意識。 2 ヘーゲル哲学で、世界史の各発展段階を代表する民族の精神的原理。
むすひ‐の‐かみ【産霊の神】
天地・万物を生み出す神。「高天の原に成れる神の名は…次に神—」〈記・上〉
むすび‐の‐かみ【結びの神】
《「産霊(むすひ)の神」の「むすひ」を、「結び」と関連づけたところから生じた語》男女の仲を取りもつ神。縁結びの神。転じて、仲人のこと。むすぶのかみ。
むすぶ‐の‐かみ【産霊の神】
「むすひのかみ」の音変化。「君見れば—ぞ恨めしきつれなき人を何つくりけむ」〈拾遺・雑恋〉
むすぶ‐の‐かみ【結ぶの神】
「結びの神」に同じ。「—の門番くらいの役は」〈木下尚江・良人の自白〉
めい‐しん【名神】
名古屋と神戸。 名神高速道路の略。
め‐がみ【女神】
女性の神。⇔男神(おがみ)。「勝利の—がほほえむ」「自由の—」 [補説]日本神話では特に伊弉冉尊(いざなみのみこと)を指し、「陰神」「妻神」とも書く。
めぐり‐がみ【巡り神】
1 祭りの際、神が神輿(みこし)に乗って氏子の区域を一巡すること。 2 年や日によって、違った方角にいるとされる神。
もろ‐がみ【諸神】
もろもろの神。多くの神。「—の心に今ぞかなふらし」〈千載・神祇〉
やおよろず‐の‐かみ【八百万の神】
神道における神観念で、きわめて多くの神々。