おおものぬし‐の‐かみ【大物主神】
奈良県桜井市の大神(おおみわ)神社の祭神。「出雲国造神賀詞(いずものくにのみやつこのかむよごと)」では、大己貴神(おおなむちのかみ)の和魂(にぎみたま)としている。大物主櫛𤭖玉命(おおものぬしく...
おおやまくい‐の‐かみ【大山咋神】
日本神話で、大年神(おおとしのかみ)の子。大津の日吉(ひえ)神社、京都の松尾神社などの祭神。山末之大主神(やますえのおおぬしのかみ)。
おおやまつみ‐の‐かみ【大山祇神/大山津見神】
山をつかさどる神。伊弉諾尊(いざなぎのみこと)の子。大山祇命(おおやまつみのみこと)。
お‐がみ【男神】
男性の神。⇔女神。 [補説]日本神話では特に伊弉諾尊(いざなぎのみこと)をさし、「陽神」「夫神」とも書く。
おき‐つ‐みかみ【沖つ御神】
沖を支配する神。また、沖または沖の島を神格視していった語。「珠洲(すず)の海人(あま)の—にい渡りて」〈万・四一〇一〉
おくびょう‐がみ【臆病神】
臆病な心を起こさせるという神。「—にとりつかれる」
恐(おそ)れ入谷(いりや)の鬼子母神(きしもじん)
《「恐れ入りやした」の「いりや」を地名の「入谷」に掛け、同地にある「鬼子母神」と続けたもの》「恐れ入りました」をしゃれていう語。
おなり‐がみ【おなり神】
《「おなり」は姉妹の意》沖縄・奄美(あまみ)群島で、兄弟を守護するために、その姉妹が持っている霊力。古代、沖縄では女性は巫女(みこ)の役割を持ち、その兄弟を守護するのが任務とされた。
おに‐がみ【鬼神】
《「鬼神(きしん)」を訓読みにした語という》荒々しく恐ろしい神。きじん。
おはつ‐てんじん【お初天神】
⇒曽根崎天神