ふく‐とみ【福富】
「富籤(とみくじ)」に同じ。
ふくとみぞうし【福富草子/福富草紙】
御伽草子。1巻。作者未詳。南北朝時代の成立とされる。放屁(ほうひ)のじょうずな福富長者をまねた男の失敗談。絵巻物としても伝わる。福富長者物語。
ふくなが【福永】
姓氏の一。 [補説]「福永」姓の人物福永武彦(ふくながたけひこ)福永令三(ふくながれいぞう)
ふく‐の‐かみ【福の神】
福運をもたらすと信じられる神。七福神など。福天(ふくでん)。ふくじん。
ふくのかみ【福の神】
狂言。年の暮れに二人の信者が出雲大社に参詣すると、福の神が現れて、神酒を所望し、富貴になる心得を語る。
福(ふく)は内(うち)鬼(おに)は外(そと)
節分の夜、豆まきの行事をするときに唱える言葉。幸運を招く福の神は内へ、禍(わざわい)をもたらす鬼は外への意。鬼は外福は内。
ふくはら【福原】
平清盛が一時都を移した地。現在の神戸市兵庫区の福原町あたり。
ふく‐びき【福引(き)】
1 商店の売り出しや宴会の余興などで、くじを引かせ、当たった人に景品を出すこと。 2 多くの綱に種々の景品をつけ、引き手にそれを隠しておいて引かせる、正月の遊び。《季 新年》「—の一番当りひき当...
ふくびき‐けん【福引(き)券】
福引き1で、くじを引くための券。
ふく‐ふく【福福】
[副]豊かに富みさかえるさま。「恵方の御蔵ずっしり納めて、家も—」〈浄・大経師〉