えびす‐まわし【恵比須回し】
近世、初春の祝福芸として、首にかけた箱の中で、恵比須の人形を舞わせて見せた大道芸人。摂津国西宮の夷宮(兵庫県西宮神社)をその根拠地とした。えびすかき。えびすまい。《季 新年》
エフ‐ディー‐エー【FDA】
《Food and Drug Administration》食品医薬品局。保健福祉省に属する米国の政府機関。食品添加物の検査や取り締まり、医薬品の認可などを行う。
えほう‐まいり【恵方参り】
元旦に恵方にあたる社寺に参詣して、その年の幸福を祈ること。恵方詣で。《季 新年》「めでたさや—の酔ひ戻り/秋桜子」
えり‐つき【襟付き】
1 衣服に襟がついていること。また、その衣服。 2 着物を重ねて着たときの襟元のようす。 3 《江戸時代、重ね着のできるのは裕福であったところから》懐ぐあいのよいこと。金持ち。「—になびく君ぢゃ...
エリュシオン【Ēlusion】
ギリシャ神話で、神々に愛された人々が死後に幸福な生活を送る野。「幸福(者)の島」ともいわれる。エリジウム。
エルブール【Hell-Bourg】
インド洋、フランスの海外県レユニオン島の村。同島中央部、サラジー谷に位置する。一時期、温泉が湧いたことで保養地として賑わった。当時建てられた裕福な商人や農園主のクレオール様式の邸宅があり、美しい...
えん‐いん【延引】
[名](スル)《連声(れんじょう)で「えんにん」とも》物事を先に延ばすこと。遅らせること。「此戦争を暫く—して貰いたい」〈福沢・福翁自伝〉
えんがんぎょぎょうとう‐しんこうほう【沿岸漁業等振興法】
沿岸漁業などの発展を期し、併せて漁業従事者の福祉の増進などを目的とする法律。昭和38年(1963)制定、平成13年(2001)廃止。
えんせい‐かん【厭世観】
1 この世の中では幸福や満足を得られず、積極的な価値は認めがたいとする人生観。また、そのような人生観に基づく哲学上の立場。厭世主義。ペシミズム。⇔楽天観。 2 物事の成り行きを悪い方向にばかり考...
えんぞう‐じ【円蔵寺】
福島県河沼郡柳津町にある臨済宗妙心寺派の寺。山号は霊巌山。開創は大同2年(807)、開山は法相宗の徳一。のち禅宗となった。本尊の柳津虚空蔵菩薩は空海作といわれる。