し‐ほう【私法】
個人の権利・義務など市民相互の生活上の法律関係を規律する法の総称。民法・商法など。⇔公法。
し‐ほうじん【私法人】
私的な目的(行政など公共の目的以外)のために設立される法人。その設立・管理などについて、国家による統制を加えられない。会社・公益社団法人・公益財団法人・協同組合など。→公法人
し‐ほけん【私保険】
民間の会社が運営し、個人が任意で加入する保険。生命保険・損害保険など。→公営保険
し‐ほん【私本】
自費で購入したり、自分で作ったりした本。個人の本。「—を図書館に寄贈する」
しほんたいへいき【私本太平記】
吉川英治による長編の歴史小説。昭和33年(1958)から昭和36年(1961)にかけて「毎日新聞」に連載。足利尊氏を主人公に、鎌倉幕府の滅亡から南北朝の時代の日本を描く。
し‐ぼ【私募】
[名](スル)株式や公社債を発行する際、特定少数の投資家を対象に募集すること。⇔公募。
しぼ‐さい【私募債】
少人数の特定の投資家を対象に、私募によって発行される債券。→公募債 [補説]適格機関投資家のみを対象とするもの(プロ私募債)と、投資家の種類を限定せず、50人未満の投資家を対象とするもの(少人数...
しぼ‐ぞうし【私募増資】
上場企業が適格機関投資家、または50名未満の特定の投資家に向けて新株を発行すること。→公募増資
し‐みん【私民】
大化の改新以前、諸豪族に隷属した人民。改新後は朝廷に属する公民となった。
し‐む【私務】
私人の仕事。個人の事務。