ミール【(ロシア)mir】
ロシアの農村共同体。古くから自治的機能をもち、長老の選出、租税・小作料などの負担の責任、耕地の定期割り替えなどを行った。1917年の革命で消滅。オプシチナ。
むら‐かがみ【村鑑】
江戸時代、各村の田畑高・森林・家数・人口・牛馬数・租税など、村の概況を書いた帳簿。村明細帳。村鑑大概帳。
めん‐そ【免租】
法定の事由があるとき、租税の一部または全部を行政処分によって免除すること。
もくてき‐ぜい【目的税】
特定の経費に充てるために課される租税。都市計画税・国民健康保険税・水利地益税など。→普通税
やく‐ぎ【役儀】
1 つとめ。任務。役目。「—上あとへは引けない」 2 課税。租税。課役。
よう【庸】
1 平凡なこと。すぐれたところがないこと。凡庸。「才と—との別もまたはなはだしであるが」〈蘆花・思出の記〉 2 律令制における租税の一。養老令の規定では、正丁(せいてい)一人1年間に10日間の労...
りこう‐せい【里甲制】
中国、明代から清代初頭にかけて行われた地方村落の自治制度。1381年制定。110戸を1里とし、そのうち富裕な10戸を里長、残りの100戸を甲首戸として10戸ずつ10甲に分け、毎年輪番で1里長と1...
りゅうつう‐ぜい【流通税】
財産や権利の取得・移転などに対して課される租税。登録免許税・印紙税・有価証券取引税など。交通税。
りょう‐ごく【料国】
内裏・寺社の造営など特定の必要資金に充てるための租税を課する国。
りん‐けん【臨検】
[名](スル) 1 その場に臨んで検査すること。「火災の起こる毎に…足軽数十人を随えて—した」〈鴎外・渋江抽斎〉 2 行政機関の職員が、行政法規の実施を監視するため、営業所・倉庫・工場などに立ち...