あく‐ぜい【悪税】
不公平が是正されない税。道理に合わないことで、評判の悪い税。
アンチダンピング‐かんぜい【アンチダンピング関税】
《anti-dumping tariff》ダンピング価格で輸入される商品に対して課される関税。反ダンピング関税。AD税。
いったい‐かぜい【一体課税】
預貯金や株式、債券、投資信託、保険などの金融取引によって生じる利益や損益を相殺した後の所得に課税すること。預貯金を投資に向けさせる意図がある。
いっぱん‐しょうひぜい【一般消費税】
消費財一般を課税対象とする間接税。特定の消費財に課せられる個別消費税と区別される。→消費税
いんし‐ぜい【印紙税】
財産権の創設・移転・変更・消滅などを証明する証書や帳簿の作成者に課せられる租税。印紙をはって消印するという方法で納める。
いん‐ぜい【印税】
図書やレコードの定価・発行部数などに応じて、発行者が一定の比率で著作者または著作権所有者に対して支払う金銭。
イーピーエー‐とっけいかんぜい【EPA特恵関税】
経済連携協定(EPA)に基づいて、協定締約国間で相互に適用される、通常よりも低率の関税。→特恵関税
うりあげ‐ぜい【売上税】
間接税の一。商品・サービスなどの消費一般を対象に、その売上高を課税標準として徴収される租税。製造者売上税などの単段階売上税と、取引高税などの多段階売上税とに分類される。
えいぎょう‐ぜい【営業税】
営業による収益に対して課される税。明治11年(1878)地方税として創設。のち国税になり廃止・復活を経て、昭和23年(1948)事業税に改められた。
えき‐ぜい【益税】
消費者が支払った消費税のうち、国庫に納入されず、合法的に事業者の手元に残る部分。事業者免税点制度や簡易課税制度により発生。