もやし【萌やし/糵】
《「も(萌)やす」の連用形から》穀類などの種子を光を当てずに発芽させたもの。ふつう大豆・緑豆など豆類のものをさし、食用にする。
やくよう‐しょくぶつ【薬用植物】
薬効成分を含み、薬用とする植物。全草または根・樹皮・葉・種子など特定部分を用い、そのまま、あるいは多少加工して使う場合と、製薬原料にする場合とがある。日本薬局方に記載されるものに、ゲンノショウコ...
やち‐ねずみ【谷地鼠】
ネズミ科の哺乳類。ハツカネズミよりやや大きく、体の上面は暗褐色で下面は淡色。本州の高地の森林にすみ、巣を地中に作り、草・種子・果実を食べる。広くは同科ヤチネズミ属の総称で、北海道のエゾヤチネズミ...
やつしろ‐みかん【八代蜜柑】
熊本県八代地方に産するウンシュウミカンの栽培品種。中形で、種子が多い。
やどり‐ぎ【宿木/寄生木】
1 他の木に寄生する草木。 2 ビャクダン科の常緑小低木。エノキ・桜など落葉樹の樹上に寄生し、高さ約50センチ。茎は緑色で、二また状によく分枝し、球状になる。葉は細長くて先が丸く、対生。雌雄...
やなぎ【柳】
1 ヤナギ科ヤナギ属の落葉樹の総称。一般に湿地に多く、低木または高木で、葉はふつう互生する。雌雄異株。主に早春、花が穂状か尾状につき、種子は白毛があって風で飛び、柳絮(りゅうじょ)という。街路樹...
ヤロビ‐のうほう【ヤロビ農法】
《「ヤロビ」は「ヤロビザーチヤ」の略》春化処理を行って、秋まきの農作物の種子を春にまくなどして増収を図る農業のやり方。ソ連のミチューリンおよびルイセンコが開発。日本では昭和25年(1950)ころ...
ゆうせい‐せんじゅく【雄性先熟】
雌雄同体の動物で、雄性生殖器官の精巣などが、卵巣などの発達に先立って成熟すること。のちに卵巣も発達して両方をもつ個体となる場合と、精巣が退化して卵巣が発達する場合とがある。種子植物では、個々の花...
よう‐こん【幼根】
種子の胚軸(はいじく)の下端部分。発芽に伴って生長して主根となる。
ようしゅ‐ちょうせんあさがお【洋種朝鮮朝顔】
ナス科の一年草。高さ1〜2メートル。茎は紫色を帯び、葉は卵形で縁に鋭いぎざぎざがある。夏、淡紫色の漏斗状の花を開く。実は卵形で鋭いとげが密生し、熟すと四つに裂ける。中の種子は黒褐色。葉や種子に猛...