メランジュ【(フランス)mélange】
1 さまざまな種類や大きさの岩塊や礫(れき)が、泥岩などに混在する地質体。ふつう、2万5千分の1程度の縮尺の地質図に表される大きさのものをさす。日本列島の付加体でよくみられる。メランジェ。 2 ...
めんえき‐グロブリン【免疫グロブリン】
抗体としての構造・機能をもつ一群の血清たんぱく質。血液・リンパ液中に含まれるγ(ガンマ)グロブリンのほとんどはこれで、形質細胞などで生成される。分子の形はY字状をし、抗原結合部位をもつ。略記Ig...
めんえきグロブリン‐ジー【免疫グロブリンG】
免疫グロブリンの一つ。分子量約15万。5種類ある免疫グロブリンの中で、血液中に最も多く含まれる。2本の軽鎖と2本の重鎖が結合したY字型の構造をとり、その先端部で多様な抗原と結合し、毒性を中和する...
めんかくいってい‐の‐ほうそく【面角一定の法則】
同一種類の結晶では、結晶面の発達が異なり外形が違っても、同温・同圧のもとでは、それぞれの対応する面角は等しいという法則。面角安定の法則。面角不変の法則。
もち‐じかん【持(ち)時間】
1 碁・将棋などの対局で、打つ手を考えるために与えられる一定の時間。棋戦の種類により異なる。 2 その人に割り当てられた一定の時間。「演説の—が切れる」
モノカルチャー【monoculture】
1 一種類の作物だけを栽培すること。単作。 2 特定の生産品にだけ依存する経済構造。転じて、単一的な文化にもいう。
モノクローナル‐こうたい【モノクローナル抗体】
《monoclonal antibody》単一の抗体を産生する細胞のクローンから得られ、一種類の抗原決定基(エピトープ)とだけ反応する抗体。抗体を産生するB細胞と増殖能力をもつ腫瘍(しゅよう)細...
もの‐づくし【物尽(く)し】
歌謡などで、同じ種類の物を列挙すること。「花づくし」「国づくし」など。ものはづくし。
もも‐くさ【百種】
たくさんの種類。さまざま。くさぐさ。「この花のひとよの内に—の言(こと)そ隠(こも)れるおほろかにすな」〈万・一四五六〉
モル‐ぎょうこてんこうか【モル凝固点降下】
物質1モルを溶質として、溶媒1000グラムに溶かした溶液の凝固点の降下度。溶質の種類によらず、溶媒に固有の値となる。モル降下。分子降下。