ろう‐ばい【狼狽】
[名](スル)《「狼」も「狽」もオオカミの一種。「狼」は前足が長くて後ろ足が短く、「狽」はその逆。「狼」と「狽」は常にともに行き、離れると倒れるのであわてるというところから》不意の出来事などにあ...
ろう‐もん【牢問】
江戸時代の拷問のうち、笞(むち)打ち・石抱き・海老責めの3種の総称。牢問い。
ろうれい‐りん【老齢林】
林分の年齢区分の一つ。一般に成長の早い樹種で50年生以上、遅い樹種で80年生以上の森林をさす。→幼齢林 →壮齢林
ろ‐きつ【盧橘】
1 ナツミカンの別名。 2 キンカンの別名。 3 薫物(たきもの)の一。沈香(じんこう)・丁字香(ちょうじこう)・甲香(こうこう)、その他数種の香を練り合わせたもの。
ろく‐おん【録音】
[名](スル)再生を目的として、音声・音楽・音響などを種々の媒体に記録すること。また、その音。「座談会を—する」
ろく‐ぐ【六具】
6種でひとそろいの武具。鎧(よろい)の六具は胴・籠手(こて)・袖・脇楯(わいだて)・脛楯(はいだて)・脛当(すねあて)の6種というが、異説が多い。ほかに大将の六具、騎兵の六具などがある。りくぐ。
ろくさい‐ねんぶつ【六斎念仏】
念仏踊りの一種。太鼓・鉦(かね)を打って念仏を唱えるもの。もと、六斎日に修した踊り念仏に由来するという。現在は京都を中心に、多く盆または地蔵盆に行われる。《季 秋》
ろく‐しゅ【六種】
六つの種類。特に、仏教では、仏が説法するときに現れる六つの瑞相や、法会のとき、仏前に供える六つの供物をいう。
ろくしゅ‐くぐ【六種供具】
密教で、仏前に供える6種の供物。閼伽(あか)・塗香(ずこう)・華鬘(けまん)・焼香・飯食・灯明。
ろく‐しん【六親】
最も身近な六種の親族。父・母・兄・弟・妻・子。また、父・子・兄・弟・夫・婦などや、広く親族全体をさしても用いる。りくしん。