こくそう‐しき【穀草式】
農地をいくつかに区画し、穀物栽培と牧草作りとを数年ごとに交替で行う作付け方式。中世ヨーロッパで行われた。
こくそう‐ちたい【穀倉地帯】
穀物が多量に産出される地方。
こく‐ぞう【穀象】
「穀象虫」の略。《季 夏》「—のゐる米すこし踏み通る/誓子」
こくぞう‐むし【穀象虫】
甲虫目オサゾウムシ科の昆虫。体長約3ミリ。成虫は黒褐色または赤褐色でつやがあり、頭部に象の鼻のように突き出た吻(ふん)がある。卵は穀粒内に産みつけられ、幼虫はこれを食って育つ。世界各地に分布。こ...
こく‐だち【穀断ち】
[名](スル)修行または立願成就のため、ある期間、穀類を食べないで生活すること。
こく‐つぶ【穀粒】
穀物の粒。
こく‐ぬすと【穀盗人/穀盗】
1 甲虫目コクヌスト科の昆虫。体長約8ミリ。体は楕円形で平たく、濃褐色から赤褐色。世界共通種で、主に米穀の害虫。 2 コクヌスト科の昆虫の総称。体は卵形から長形で多少平たい。多くは樹皮下にいる。...
こく‐ふん【穀粉】
穀物をひいて粉にしたもの。
こく‐べり【穀減り】
穀類の貯蔵中に、また、ついたあとで、その量が減ること。
こく‐もつ【穀物】
人間がその種子などを常食とする農作物。米・麦・粟(あわ)・稗(ひえ)・豆・黍(きび)の類。穀類。