じんこう‐こうし【人工格子】
人工的に任意の原子を配列し、結晶格子をつくること。その配列の空間的な規則性によって、一次元人工格子、二次元人工格子、三次元人工格子とよばれ、高次元になるほど、作成が技術的に困難になる。
すいちょく‐にとうぶんめん【垂直二等分面】
三次元空間において、ある線分の中点を含む、その線分に垂直な平面。
すいちょく‐のうほう【垂直農法】
空間を垂直的に利用して農作物を栽培する方法。土壌を用いず、垂直に積層した栽培棚や、傾斜面、あるいは垂直に設置した定植面などを使用し、温度・水・養分などの栽培環境を人工的に制御して行う。垂直農業。
すいちょく‐ひなん【垂直避難】
災害時に安全な場所と空間を確保するために、垂直方向に避難すること。津波や洪水の際、自宅や避難施設の高所階に上がったり、地震や火災の際に高層ビルの上階から地表に下りたりするなど。→水平避難
すいへい‐ひなん【水平避難】
災害時に安全な場所と空間を確保するために、水平方向に避難すること。危険のある地点から立ちのき、指定された避難場所などへ移動すること。→垂直避難
すう‐がく【数学】
1 数量および空間図形の性質について研究する学問。算術・代数学・幾何学・解析学・微分学・積分学などの総称。 2 学校の教科の一。数学科。「—の教師」
すうちよほう‐モデル【数値予報モデル】
コンピューターで大気の状態を計算する数値予報において、対象とする領域・予測期間・気象現象に応じて設定される数値計算のプログラム。地球全体を対象とする全球モデル、特定の領域を対象とする領域モデルの...
すえ‐ずえ【末末】
1 時間的に先のほう。行く末。さきざき。将来。副詞的にも用いる。「—楽しみな少年」 2 子孫。後裔(こうえい)。「—に語り伝える」 3 空間的に先のほう。先端。「葉の—が色づく」 4 一族の中で...
すか‐すか
[副] 1 切れ味がよく、思いのままに切れるさま。「茨など生いしげりて…—と切って払いて」〈鏡花・竜潭譚〉 2 鼻で数度、外気を強く吸い入れるさま。「あっちこっちに鼻先を振り向け、頻りに—息を...
スカラー‐ば【スカラー場】
空間の任意の各点にスカラー量が与えられた場。物理学における温度や圧力を指し、座標系に依存しない。気象分野で、地上の各点における気温や気圧もスカラー場と見なせる。