こう‐どう【狡童】
悪賢い子供。
こ‐じょく【小職/小童】
[名]《見習いの弟子の意》 1 江戸時代、岡場所や町芸者のもとで見習い・雑用をした女児。 2 子供をいやしめていう語。小わっぱ。「やい、若い者ども。ここな—めを知ったか」〈浄・孕常盤〉 [形...
こどねり‐わらわ【小舎人童】
近衛(このえ)中将・少将が召し使った少年。また、公家・武家に仕えて雑用をつとめた少年。「—ちひさくて髪いとうるはしきが」〈枕・五四〉
こ‐わっぱ【小童】
《「こわらは」の音変化》子供や未熟者をののしっていう語。小僧。若僧。「—のくせに口出しをするな」
こ‐わらわ【小童】
子供。こわらべ。「—の肩をおさへて、聞こえぬ事ども言ひつつ」〈徒然・一七五〉
こんでい‐わらわ【健児童】
「健児2」に同じ。「—もしは格勤者(かくごしゃ)なんどにて召し使はれけるが」〈平家・一〉
ごほう‐てんどう【護法天童】
仏法を守護するために働く童子姿の鬼神。護法童子(どうじ)。
さと‐わらわ【里童】
里に住む子供。田舎の子供。さとわらべ。
さぶらい‐わらわ【侍童】
貴人のそばに仕えて雑務をする少年。さむらいわらわ。「をかしげなる—の姿好ましう」〈源・夕顔〉
ざしき‐わらし【座敷童】
東北地方で、旧家に時折現れるといわれる家の守り神。童形で顔が赤く、髪をおかっぱにしており、時にはいたずらもするが、いなくなると家が没落すると伝えられる。ざしきぼっこ。くらぼっこ。