じゅがいろく【竪亥録】
江戸時代の数学者、今村知商の著作。寛永16年(1639)刊行。和算の学術的出版物としては最初期のもの。
たて【縦/経/竪】
1 上下の方向。また、その長さ。「首を—に振る」「—書き」⇔横。 2 前後の方向。また、その長さ。「—に一列に並ぶ」⇔横。 3 立体や平面のいちばん長い方向。「布を—に裂く」⇔横。 4 南北の方...
たて‐あな【竪穴/縦穴】
地面から垂直に掘った穴。
たてあなしき‐じゅうきょ【竪穴式住居】
⇒竪穴住居
たてあなしき‐せきしつ【竪穴式石室】
古墳の頂きから掘り下げた穴の周囲に板石を積んだ石室。棺を収めたあと天井石をのせ、土で覆う。3〜5世紀の古墳にみられる。→横穴式石室
たてあな‐じゅうきょ【竪穴住居】
地面を数十センチ掘り下げた面を床とする半地下構造の家。日本では縄文時代・弥生時代に盛んで、古墳時代以降しだいに消滅した。アジア・アメリカの寒冷地帯では最近まで使用。竪穴式住居。
たて‐うねおり【経畝織(り)/竪畝織(り)】
縦糸を密にしたり太い横糸を用いたりして、横の方向に畝のように盛り上がった筋を出す織物。
たて‐えいそう【竪詠草】
和歌の書式の一。小奉書・杉原紙・美濃紙などを二つ折りにし、さらに内へ五つに折り、記名、歌題、上の句、下の句を順次各枠内に書く。2首の場合は、1首を3行目に、他の1首を4行目に、いずれも2行書きに...
たて‐えり【竪襟】
被布(ひふ)やコートの前身頃(まえみごろ)に、打ち合わせ分として縦に長くつく布。
たてがた‐ピアノ【縦型ピアノ/竪型ピアノ】
⇒アップライトピアノ