きそい‐た・つ【競い立つ】
[動タ五(四)] 1 先を争うように立つ。「高層ビルが—・つ中心街」 2 先を争うように事を始める。「此機に乗じて江刺に対(むか)い回復なさんと—・ち」〈染崎延房・近世紀聞〉
きそ・う【競う】
[動ワ五(ハ四)]互いに負けないように張り合う。競争する。「技(わざ)を—・う」「高さを—・う」 →争う[用法] [可能]きそえる
きょう【競】
[音]キョウ(キャウ)(慣) ケイ(漢) [訓]きそう せる くらべる [学習漢字]4年 〈キョウ〉 1 勝敗・優劣を争って張り合う。きそう。「競泳・競演・競技・競走・競争・競艇・競歩」 2 ...
きょう‐えい【競映】
[名](スル)似たような傾向の映画を上映して、評判や客の入りを競うこと。
きょう‐えい【競泳】
[名](スル)一定の距離を泳いで、その速さを競うこと。自由形・平泳ぎ・バタフライ・背泳・リレーなどの種目がある。《季 夏》
きょう‐えん【競演】
[名](スル)演技や演奏の優劣を競うこと。また、同一あるいは類似の劇や役を演じて、人気や優劣を争うこと。「二大女優が—する」
きょう‐がん【競願】
[名](スル)ある事柄の許可をめぐり、複数の個人または法人が官公署などに願い出ること。「私鉄二社が鉄道敷設を—する」
きょう‐き【競起】
[名](スル)二つ以上の物事が、先を争うように起こること。「外寇内患一時に—し」〈染崎延房・近世紀聞〉
きょう‐ぎ【競技】
[名](スル)一定の規則に従って、技術や運動能力の優劣を互いにきそうこと。「陸上—」「珠算—」
きょうぎ‐カルタ【競技カルタ】
歌ガルタを競技にしたもの。小倉百人一首の札から50枚を抜き取り、相対する二人が各25枚ずつ自陣に並べる。敵陣の札を取った場合は自陣から1枚相手に渡すことができ、先に自陣の札がなくなった側を勝ちとする。