たけのこ‐むし【筍虫】
ウマバエの幼虫。たけのこ状をしている。
たけのこ‐めし【筍飯】
たけのこを細かく刻んで煮しめたものをまぜて炊いた飯。たけのこごはん。《季 夏》
たけのこ‐めばる【筍目張】
フサカサゴ科の海水魚。全長約35センチ。岩礁にすみ、体色は灰褐色や黄褐色など。たけのこの出るころに漁獲されるのでこの名があり、塩焼き・煮つけなどにして賞味。
たけのこ‐めん【筍面】
丸い床柱の下部前面を畳寄せの面にそろえて平らに削ったもの。削り面が三角状になり、たけのこの形に似るところからいう。たけのこづら。
たけのさとうた【竹の里歌】
正岡子規の歌集。伊藤左千夫ら編。明治37年(1904)刊。短歌544首、長歌15首、旋頭歌12首を集成した遺稿集。
たけのした‐の‐たたかい【竹下の戦い】
建武2年(1335)駿河の足柄村竹下において、建武政権に反した足利尊氏(あしかがたかうじ)が、その追討を命じられて東下した新田義貞の軍を破った合戦。
たけ‐の‐その【竹の園】
1 竹の生えている園。竹林(ちくりん)。竹の園生(そのう)。ちくえん。 2 《中国の漢代、梁(りょう)の孝王が、東庭に竹を植えて修竹苑と称したところから》皇族の異称。竹の園生。「伝へ来て世々に変...
たけ‐の‐そのう【竹の園生】
「竹の園」に同じ。「日暮るれば—にぬる鳥のそこはかとなく音をも鳴くかな」〈続古今・雑下〉
たけ‐の‐ともしび【竹の灯火】
⇒結び灯台
たけ‐の‐は【竹の葉】
1 竹についている葉。笹(ささ)の葉。竹葉。 2 《「竹葉(ちくよう)」を訓読みにした語》酒のこと。「—にまがきの菊を折りそへて花を吹くらむ玉の杯」〈夫木・三二〉