かん‐ちく【寒竹】
タケの一種。高さ2〜3メートル。茎は紫色を帯び、葉は枝の先に数枚つく。竹の子は秋に出て、食用。生け垣とし、また観賞用に植える。
かんのん‐ちく【観音竹】
ヤシ科の常緑低木。枝を出さず、幹は古い葉鞘(ようしょう)の繊維でかたく包まれる。葉は手のひら状に四〜八つに深く裂けていて、柄が長い。雌雄異株で、初夏、淡黄色の小花をつける。中国南部の原産。観賞用...
き‐ちく【騎竹】
竹馬に乗ること。
きんめい‐ちく【金明竹】
マダケの栽培品種。全体に黄金色で、葉には初め黄色でのちに白く変わる縦線がある。主に、観賞用。
ぎん‐すすだけ【銀煤竹】
染め色の名。竹のすすけたような赤黒い色に銀色を加味した色。
く‐ちく【苦竹】
マダケの別名。
くれ‐たけ【呉竹】
《中国の呉(ご)から渡来した竹の意》ハチクの別名。
くろ‐ちく【黒竹/烏竹】
ハチクの変種。やや小形の竹で、幹は年を経て黒色となる。観賞用・器具用に栽培される。暖地にまれに自生する。紫竹(しちく)。
こき‐だけ【扱き竹】
⇒扱き箸(ばし)
心(こころ)は矢竹(やたけ)
《「矢竹」は「弥猛」の当て字》心がますます激しく勇み立つこと。「—にはやれども、もう叶はぬ」〈浄・千本桜〉