い‐かき【笊籬】
竹で編んだかご。ざる。
ざる【笊】
1 細長くそいだ竹や針金・プラスチックを編んで作った中くぼみの器。盆ざる・目ざる・米揚げざるなど。 2 抜け落ちるところが多くて効果があがらないもののたとえ。「内野は—のチームだ」「—法」 3 ...
ざる‐がい【笊貝】
ザルガイ科の二枚貝。浅海の砂底にすむ。殻長7センチほど。殻表には約40本の太い放射肋(ほうしゃろく)があり、黄褐色の地に赤褐色の雲状斑がある。房総以南に分布。食用。
ざる‐ころがし【笊転がし】
関東地方で、出棺後に死霊を追い出すために、棺を置いてあった場所から土間まで笊を転がし、ほうきで掃き出すこと。
ざる‐ご【笊碁】
《笊ですくうように漏れが多いところから》打ち方のへたな碁。ざる。
ざる‐そば【笊蕎麦】
笊や、すのこに盛ったそば。細かくしたのりをかけ、刻みねぎ・わさびなどを薬味に、つけ汁につけて食べる。もとは、もりそばより濃いつけ汁を用いた。ざる。
ざる‐ほう【笊法】
笊の目のように粗く、抜け道がたくさんある不備な法律。
ざる‐みみ【笊耳】
《笊に水を入れてもすぐ漏れるところから》何を聞いてもすぐ忘れてしまうこと。また、そのような人。かご耳。
そう‐き【笊器】
竹で編んだざる・かごの類。