せいすいしょう【醒睡笑】
江戸初期の咄本(はなしぼん)。8巻。安楽庵策伝著。元和9年(1623)成立。戦国末期から近世にかけて語られていた笑話を、全編42に分類、集大成したもの。のちの咄本や落語に大きな影響を与えた。
せっ‐しょう【窃笑】
[名](スル)ひそかに笑うこと。「貫一は吃々(きつきつ)として—せり」〈紅葉・金色夜叉〉
せんひめびしょう【千姫微笑】
安西篤子の歴史小説。昭和54年(1979)刊。
ぜっ‐しょう【絶笑】
[名](スル)ひどく笑うこと。大笑。「官員其他見る人—し」〈新聞雑誌四〇〉
たい‐しょう【大笑】
[名](スル)大いに笑うこと。大声で笑うこと。おおわらい。「—一番」「呵呵(かか)—」
だん‐しょう【談笑】
[名](スル)打ち解けて楽しく語り合うこと。「お茶の卓を囲んで—する」
ちょう‐しょう【嘲笑】
[名](スル)あざけり笑うこと。あざわらうこと。「他人の失敗を—する」
てん‐しょう【諂笑】
追従(ついしょう)笑いをすること。「脅肩—を以て職と為し」〈服部誠一・東京新繁昌記〉
ねんげ‐みしょう【拈華微笑】
仏語。釈迦が霊鷲山(りょうじゅせん)で説法した際、花をひねり大衆に示したところ、だれにもその意味がわからなかったが、ただ摩訶迦葉(まかかしょう)だけが真意を知って微笑したという故事。そこで釈迦は...
はがん‐いっしょう【破顔一笑】
[名](スル)顔をほころばせて、にっこり笑うこと。「合格の知らせに—する」