だいたいきんまく‐ちょうきん【大腿筋膜張筋】
腸骨稜(ちょうこつりょう)前部と上前腸骨棘(じょうぜんちょうこつきょく)から起こり大腿筋膜に停止する筋肉。腸脛靭帯(ちょうけいじんたい)を介して脛骨(けいこつ)の外側顆(がいそくか)に達する。股...
だいたい‐しとうきん【大腿四頭筋】
大腿の前面にある最も大きい伸筋。大腿直筋・外側広筋・内側広筋・中間広筋の四つの筋群に分かれ、下腿を伸ばし、股関節(こかんせつ)を曲げる働きをする。
だいたい‐ちょっきん【大腿直筋】
大腿四頭筋の一つ。大腿の前面にある。腸骨の下前腸骨棘(かぜんちょうこつきょく)と寛骨臼の2か所から起こり、他の3つの筋と合流して膝蓋骨底につき、膝蓋靭帯(しつがいじんたい)を経て脛骨粗面に終わる...
だいたい‐にとうきん【大腿二頭筋】
大腿の後面外側にある大きい屈筋。膝(ひざ)を曲げ、外側方にねじる働きをする。
だいたいほうけい‐きん【大腿方形筋】
臀部(でんぶ)の深層にあり、股関節を外旋させる筋肉(深層外旋筋)の一つ。平らな四角形の筋で、骨盤の坐骨(ざこつ)結節から起こり、大腿骨の転子間稜(てんしかんりょう)につく。
だい‐てんし【大転子】
大腿骨(だいたいこつ)上部の外側に突き出ている大きな突起。中臀筋(ちゅうでんきん)・小臀筋(しょうでんきん)・梨状筋(りじょうきん)がつく。→小転子
だいでん‐きん【大臀筋/大殿筋】
臀部(でんぶ)の表層にある大きな筋肉。ヒトでは特に発達し、直立姿勢の保持や歩行に重要な役割を果たす。仙骨・腸骨・尾骨などから起こり、腸脛靭帯(ちょうけいじんたい)、大腿骨(だいたいこつ)の殿筋粗...
だいどう‐すじ【大道筋】
大通りの道筋。街道の通り筋。「堺の—に、長崎商ひして」〈浮・男色大鑑・五〉
だいどうみゃくない‐バルーンパンピング【大動脈内バルーンパンピング】
急性心筋梗塞や心不全などで心機能が低下した場合に用いられる治療法。胸部大動脈内にバルーンカテーテルを挿入し、心拍に合わせてバルーンを膨張・収縮させることによって心臓のポンプ機能を補助する。IAB...
だいのうひしつきていかく‐へんせいしょう【大脳皮質基底核変性症】
パーキンソン症状(筋肉の固縮・動作緩慢・歩行障害など)と大脳皮質症状(失行・失語など)が同時に起こる病気。中年期以降に発症し、緩やかに進行する。一方の腕が思うように動かせない、動きが遅くなるなど...