パリトキシン【palytoxin】
海産毒の一つ。渦鞭毛藻類(うずべんもうそうるい)が産生し、食物連鎖を通じてアオブダイ、ハコフグ、ウミスズメ、ソウシハギなどの肝臓や筋肉に蓄積する。食中毒の原因となり、横紋筋融解症による筋肉痛、痙...
パルブアルブミン【parvalbumin】
カルシウム結合たんぱく質に分類される低分子量のアルブミン。脊椎動物の筋肉に多く含まれる。魚類の代表的なアレルゲンとしても知られる。
パロチン【Parotin】
唾液腺ホルモン。薬剤として、唾液腺機能の低下によるとされる諸症(筋無力症・胃下垂・歯槽膿漏(のうろう)・更年期障害)に適用される。
パワード‐スーツ【powered suit】
筋力を補強するための人体装着用の機械。人間の筋肉を工学的・機械的に模倣する人工筋肉を用いる。リハビリテーションの支援や介護者の筋力補助など、医療現場での利用が広がっている。 [補説]「ロボットス...
パーキンソン‐しょうこうぐん【パーキンソン症候群】
安静時のふるえ、筋肉のこわばり、動作緩慢、歩行が小刻みで転びやすいなど、パーキンソン病に似た症状を示す疾患や状態の総称。パーキンソニズム。
パーキンソン‐しょうじょう【パーキンソン症状】
手足のふるえ・筋肉のこわばり・動作緩慢・歩行障害など、パーキンソン病でみられる症状の総称。多系統萎縮症など、パーキンソン病以外の疾患で現れることがある。パーキンソニズム。
パーキンソン‐びょう【パーキンソン病】
脳底部にある線条体などが変性し、ドーパミンが不足するために起こる疾患。手指の震え、筋肉のこわばりなどから始まり、徐々に進行して高度の運動障害がみられるようになる。中年以降に多い。英国の医師パーキ...
ひい‐き【贔屓/贔負】
[名](スル)《「ひき(贔屓)」の音変化》気に入った人を特に引き立てること。後援すること。また、引き立てる人。「同郷の力士を—にする」「弟のほうを—してかわいがる」「—の客」「—筋」
ひがた‐せいうん【干潟星雲】
射手座の南斗六星のやや西にある散光星雲。別名NGC6523またはM8。距離は約3900光年。名称は、南北に筋状の暗黒星雲があり、潮が引いたときの干潟または珊瑚礁に似ていることに由来する。若い高温...
ひき‐しま・る【引(き)締(ま)る】
[動ラ五(四)] 1 たるみがなくなり、固く締まる。「—・った筋肉」 2 緊張してしっかりする。「身の—・る一瞬」 3 相場が上がり気味になる。「低迷していた相場が—・る」