きんいしゅく‐しょう【筋萎縮症】
筋肉が萎縮し、運動機能が失われる病気の総称。筋肉の障害により起こる進行性筋ジストロフィーや、神経の障害による筋萎縮性側索硬化症などがある。
きんいしゅくせいそくさく‐こうかしょう【筋萎縮性側索硬化症】
神経線維が破壊されて筋肉が萎縮していく進行性の難病。指定難病の一つ。脊髄や脳の運動神経が変性し脱落するために起こるとされるが、詳しい原因は不明。手足やのど・舌の筋肉が次第に弱まり、手が握れない、...
きんえいせい‐さいぼう【筋衛星細胞】
骨格筋の再生能を担う前駆細胞。筋繊維周辺に存在し、筋細胞が損傷したときに分化・増殖して筋肉組織を再生する。筋サテライト細胞。
きん‐えん【筋炎】
骨格筋に起こる炎症。最も多いのは化膿菌(かのうきん)の感染によるもので、寒け・震えを伴って高熱を出し、筋肉が腫れて痛む。
きん‐かく【筋覚】
「筋肉感覚」の略。
きんが‐さいぼう【筋芽細胞】
《myoblast》増殖して筋肉となる細胞。培養できる。
きん‐きょうちょく【筋強直】
筋肉を収縮させた後、すぐに弛緩できない状態。ミオトニア。ミオトニー。
きんきょうちょくせい‐ジストロフィー【筋強直性ジストロフィー】
筋強直および筋肉の萎縮、筋力の低下に加えて、心臓や中枢神経などさまざまな臓器に障害が生じる遺伝性の疾患。成人の筋ジストロフィーで最も患者が多い。筋緊張性ジストロフィー。MD(myotonic d...
きんきんちょうせい‐ジストロフィー【筋緊張性ジストロフィー】
⇒筋強直性ジストロフィー
きんげん‐せんい【筋原線維/筋原繊維】
骨格筋の筋線維を構成するさらに微細な線維。数百本集まって1本の筋線維となる。